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バーニー(雄羊)の去勢手術

Posted on 2015-07-08

昨日バーニーの去勢手術を行いました。獣医さんにうちまで来てもらって、パドックで、青空の下で行われました。無事に麻酔からさめて元気です、バーニー。

バーニーは生後2日くらいで我が家にやってきました。
でも、到着するまで来ることを知らなかった、実はサプライズな子。

その日、ゆうさんはファーマーさんから電話を受け取り
「いまから子羊(メス)を連れて行くねー」とのこと。
山奥の巨大ファームからのデリバリーだったので、到着は夜の11時過ぎ。
受け渡しは近くの学校の前で。

街灯もないこのあたりでは、月が出ていない夜は真っ暗です。
そんな中、車のライトでお互いを確認しあい、暗闇の中で手渡しされた
二頭の子羊

「ん?二頭いますね?」と聞くと
「ああ、そうなの。出がけに隣のファームの人から
”この子もつれてって”って渡されちゃって・・・。よかったかしら?」
との回答。
いいも悪いも、「いらない」なんて言うワケがないのでそのまま腕の中に抱え
車に乗せて帰宅後、電気の灯りの下で見てみると・・・

08072015_pic2

「ん?鳥のヒナ?」と一瞬思ったことは否めません・・・。

目があかなくて、あまりウールが生え揃っていないその体は真っ赤。
素人目にも「病気もってるな~」というのがわかります。
この日、サマンサ(もう一頭の子羊)のデリバリーがなかったら
間違いなく100%その場で殺されていただろう生まれたての羊。
それがバーニーです。

まったく問題がなさそうだったサマンサは初日から「テオテオ幼稚園」でしたが
バーニーはこの後、3日間ほど特別ケアで室内に隔離してました。

テオテオ幼稚園。みんなちっちゃいな~。

テオテオ幼稚園。みんなちっちゃいな~。

バーニーの病気の正体は「Entropion」で、先天性の目の病気。
なので他の子にはうつりません。
安心して「テオテオ幼稚園」での生活をはじめたのでした。

最初から食欲だけはすごかったので、絶対大丈夫だと思ったバーニー(左)

最初から食欲だけはすごかったので、絶対大丈夫だと思ったバーニー(左)

その後、断尾は上手にできたのですが、去勢に失敗。
(参考記事→「男子バーニー~その二~」
生まれた時から数々のピンチをくぐりぬけてきた強運バーニー。
去勢もくぐりぬけたんだから、これはもういいかな?
バーニーの子供、確かに見てみたいかも・・・と思っていたのですが
テストステロンの関係上、ドミナントになってきてしまって・・・。
バーニーを含め、ファームのみんなの安全を最優先して去勢に踏み切ったというワケです。
(参考記事→「男子バーニー~その一~」

08072015_pic6

みんなのとこにジョインしたいバーニー。
残念なんだけど、手術の後は一週間ほど安静にしていないといけないので別々で。

今はすっかりバーニーに嫌われているゆうさんです(涙)。
10日もすればまたあの甘えん坊のバーニーに戻るそうなので(獣医さん談)
期待して待ってたいと思います。

手術、無事に終わってよかったー。
昨日は結構一日ナーバスで、何も手につかなかった頼りない羊のおかーさんでした。

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