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羊のお世話~フライ・ストライク~
もう2週間になるでしょうか。羊の末っ子サマンサの調子が悪くなってから。何度も自分で検診を行い、写真を撮り、獣医さんに何回往復したことかわかりません。ようやく治療がはじまりました!
と、アヒルのビリーとラッキーに教えてもらわなくてもわかる、サマンサの元気のなさ。
どうやら「フライ・ストライク」という病状で対処していこう、と方針が決定しました。
*フライ・ストライク
=ハエが皮膚に卵を産んで、ウジが皮膚及びウールを食べてしまうこと。
と言っても、通常のフライ・ストライクに見られるウジちゃんが(可愛く言ってみた)
ひとつも見つからなくて、ダニかシラミかもしれないのですが
それらの治療に使う薬は全部一緒とのことで、獣医さんより購入してまいりました。
さあ、塗布するよ!
Instructionを見ると「必ず手袋をしてください」とあります。
犬猫のノミ・ダニ駆虫剤もそうですが、人間の手で触れないものを
愛するペットにつけちゃってもいいんだろうか。
と、そんな壮大なテーマについて考えているヒマが無いので準備をします。
今回使用したのはこちらの薬。
セットで130ドルなり。(約1万円ちょっと)
しょうがないんだけど、「ペットの羊」に付随する治療薬やグッズって皆無で
「ファーム用」の製品を購入しなくてはなりません。
これはまだ「小さなファーム用」で、それでも100頭分の羊は面倒みれる品でしょう。
他の製品は取り扱い説明書に「125リットルの水で薄めてください」って書いてあったのでパス。
125リットルて!
200ccで十分ですのに!
付属の噴射式ノズルで、サマンサの背中とお尻に塗布します。
一応シラミかダニだった場合に備えて、他の子も全部トリートメント。

かわいくてズッキン・ドッキンなお尻はチャーリー。
つけてから気付く。
あ~、この青い筋。ファームにいる羊の背中に見たことあるある!
そうか、あれはフライ・ストライク予防だったのか。(と、シラミ&ダニ)
こんな一番ちっちゃい子に卵を産みつけるなんて、許さん!ハエ!
どうかサマンサがこれで楽になれますように。
ここ2週間の炎天下で、とても生きた心地がしていなかったんじゃないかと思う。
ホントにかわいそう。ごめんね、サマンサ。
今回、唯一ポジティブな一面を見ようとするならば
「羊飼い」として一般的な病気を実技で学ぶことができました。
これからちょっとでもサインを見つけたら、すぐに対処してあげれます。
(突然走りだしたり、後ろ足を何度もストンピングしたり。何よりも痒そうにしてたり。)
これで全快に向かいますように!頑張れ!サマンサ!
君たちは元気で何より。

平和なアヒル・ファミリー
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