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BLOG / NZファーミング

ファーミングの奥深さ

Posted on 2016-03-24

昨夜、いきつけの獣医さんで開催された「ライフスタイル・ファーマーのための勉強会」に参加してきました。

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「羊や牛の栄養学とサプリメント」が主なテーマで、正直言って「あ、高額なサプリを買わせようとしてるな」とか思ってしまった。
いやあね、ひねた大人って。

実際は「おたくの土地、Trace Element(微量元素?)は足りてますか?」という内容で
どんなにふさふさと緑の牧草が生えていても、土の中のミネラルバランスがとれていなかったら
羊や牛に栄養がいきとどかなくて、様々な病気の元ですよ?というもの。

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昨夜は主に羊の必須4大元素の
「Selenium(セレン)」「Copper(銅)」「Iodine(ヨウ素)」「Cobalt(コバルト)」
についてのレクチャーでした。
先生は何度も「高校レベルの生物ですが・・・」とかおっさっていたのですが
高校時代が既にアンドロメダ星雲よりも遠くなってしまったゆうさん。

記憶の糸をたどりよせたいけど、その糸さえもみつからない。
でも顔はにっこり、首はぶんぶん。
静かに聞いているフリをしながら、頭んなかでこっそりタイムマシンに乗って、
高校時代のゆうさんをぶん殴りに行っておりました。勉強しろ!

「こ、ここここの後テストとかあったらどうしよう」
と心配しましたが、さすがにそれはなく。(そりゃそうだ)
ご近所の人も結構来ていらっしゃったので、友達を増やして帰ることができました。
なにしに行ったんだ。

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やー、それにしてもためになりました。
それらの栄養素が足りなくなった場合に出てくる症状や対処方法について学べたし。
なによりもプロのファーマーのみなさんは輸出用のお肉の生産者として
クオリティを最高のものにするため常に一頭一頭に目を光らせて
定期的に動物たちの検査を行い、土の品質を保ち、牧草の管理を行ってらっしゃいます。
うちみたいにただ放牧させてるのとはワケが違うんだなあと感心しますた。

へんな話かもしれませんが、「もっとNZ産の赤身のお肉を食べよう」とも思った勉強会でした。
だってこんなに「土からの栄養素」が豊富に含まれている食品ですから。
参考サイト → 「Beef & Lamb New Zealand」

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近年の食品はきれいすぎて、土からの栄養素が足りないものも増えて来ているんだとか。
なのできちんとバランスのとれた食事をしているつもりでも、栄養が偏ったりすることがあるそうです。
食品の見かけや味ももちろん大事だけど、一番大切なのは「土」。
「土」にこだわった農業の大切さを、改めて認識させられた勉強会となりました。

(頭の中の)タイムマシンでは、高校時代の自分を叱りに行っただけでしたが
できることなら「農業大学にすすめ!」とも言いたかったな~。
今からでも勉強できるかな~?
もうこの頭じゃ無理かな~?無理よね~。

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