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強運のビリー
エイプリル・フールの日に我が家の一員になった、5歳の羊男子ビリー。来た翌日に気付いたのですが、ものすごい青っパナをたらしておりました。
おまけにくしゃみもしてたので、「羊も風邪をひくんだなあ」と思った次第。
結局風邪じゃあなかったんですけどね。
実はこれ、「Nasel(nose) Bot」っていう名で、ハエが羊の鼻に卵を産み
鼻孔にウジが住んで出る症状なんですって。
またハエかい!!
(以前、サマンサが「フライ・ストライク」にかかって大変だった。)
なるほど、そうか。
だから他の羊にはうつらないのか。
注射一本で治る&予防できるそうなので、獣医さんに来ていただき
ビリーの治療&他の子みんなに予防接種をほどこすことに。
はーい、じゃあ一頭ずつこっち来てー?
ここは「ヤード」と言って、羊たちを集めて「虫下し」を飲ませたり
「予防接種」を受けさせるところです。
ちょうど羊が一頭だけ通れるサイズの通路で、
決しておしくらまんじゅうをする公式の場所ではありません。
無事、全員に注射して、虫下しを飲ませて羊たちのお世話終了。
それにしても今年はハエにずいぶんと振り回された夏でした。
例年にない暑さだったからね。
これで安心してビリーが家族の一員になった感じです。
しかし感慨深い。
あのとき、あんな時間に犬の散歩に出なければ
ビリーは今頃お肉(マトン)として取引されていたことでしょう。
トラックの荷台には他に6頭の羊がいたので、ビリー一頭だけが生き残りです。
考えてみたらものすごい強運の持ち主だなあ。あやかりたい。
そんな強運の持ち主を
とか、「ハナタレ小僧のビリー」呼ばわりしてごめんなさいでした。
これからは
として、
その運をこのブログを見に来てくださった皆さんに分けてください、ビリーさん。
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