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子羊こまちの成羊式

Posted on 2014-11-13

本日は記念すべき日&覚えやすい。

こまちの尻尾がようやくとれました。おめでとう、こまち~♪

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えらいぞ!こまち!

数日前から「皮一つ」で繋がってる感じでぶらぶらしてたんですよ。そろそろかな~、と思ってました。

羊は健康上の理由から断尾をします。Cosmeticな理由じゃないのよ。

羊たちを迎える前は「ペットの羊なんだし、お尻くらい毎日きれいにふいてあげるから断尾はいいかな」なんて思ってたんですけどね。

しかし、そこは犬と違ってそんな簡単にはいきません。押さえつけて無理やり、ってことになるのできっと羊的にはイヤだろうな。せっかく赤ん坊のころから哺乳瓶で育てて「触られることが大好き!」になってくれたのに、ここで嫌われては台無しです。獣医さん曰く、「羊とか豚ってね、イヤなことされたときの記憶力は抜群」だそうで。

お互いのストレスに今後なっていきそうだったので「断尾」の選択をしたわけです。特に我が家の羊たちはみんな「メリノ・シープ」という種類で、皮膚が「たるたるのひだひだ」なのです。そこにハエ(の一種)が卵をうんで、成虫になるまで皮膚の下で育ちます。そうなってしまうと大変で、皮膚の一部がウールとともにボコッととれちゃうんだって。ひえー。

羊の尻尾は犬と違ってお尻にぴっとりくっついています。うれしいと振ったりするので、コントロールはできるけど犬ほどじゃない。なのでそこにウンチがついちゃうんですね~。で、ハエが寄ってくる。卵を産む。「Fly Strike(フライ・ストライク)」と呼ぶそうな。羊たちの健康にどれだけ被害を与えるか、容易に想像つきます。メリノ・シープは特になりやすいとか。

断尾の方法は輪ゴムのような、プラスチックの「リング」をはめて血流を止め、要するに壊死させてしまいます。もちろんハサミで切る方法もありますが、痛くないわけないし、とてもじゃないけどゆうさん自分でできる自信はありませんでした・・・。で、リング。

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リングをはめた直後のチャーリー。酔っぱらったみたいでした。

痛がったらどうしよう、と不安いっぱいだったんですが。最初の2時間くらいは酔っぱらったみたいにフラフラしては、ぱたっと倒れていました。「極めてノーマル」と元ファーマーさんからの言葉が無かったら、間違いなく獣医さんに連れて行ってたと思います@小心者&初心者。

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同じくフラフラと倒れるこまち。「ん?あれ?」って感じでした。

2時間後は普段通りの2頭に戻っていました。ほっ。

そしてチャーリー(写真上)の尻尾が17日後に。こまち(写真下)の尻尾が本日無事に取れました。

断尾は新米の羊飼いであるゆうさんにとって「成人式」のようなものでした。子羊から羊に。元気に生きて行くんだよ、っていう儀式。こんなちっちゃかったのにね~。

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来たばかりの二頭。生後5日と2日(予想)。

この頃は二頭ともか弱くって、元気に育つかどうかわかりませんでした。特にチャーリー(右)はみんなから「覚悟しといたほうがいいよ」と言われたくらい弱かった。こまちも3週間くらいした頃だったかな?突然ミルクを飲まなくなって衰弱した時期もありました。

無事に成羊式を迎えられてよかった!

二頭はこれから羊として大きくなります。大きくなれよ~。(メリノシープは80kgくらいになる)

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